病院

介護中は様々なリスクが伴います

年齢を重ねて介護が必要とする年齢に達すると、元気な頃と比べるとかなり体力が落ちるため、様々な怪我や病気のリスクが高くなります。
場合によっては怪我や病気が原因になって命の危険を脅かす可能性もあるため、十分注意しなければいけません。
介護をしていると常に体調の変化を感じやすいため、いつもとは何かが違うという異変を感じやすいものです。
おかしいなと思ったら速やかに医師に相談をして、適切な対処を行うようにしてください。

尿失禁

命に関わるような疾患ではありませんが、介護を必要としている方にとって人間としての尊厳が大きく損なわれる可能性があります。
自らの意思とは異なり、排尿が思うようにできない状況になる症状を引き起こします。
意図せず尿を漏らしてしまうことで恥ずかしいと感じる方も多いため、心のケアにも十分配慮しながら適切な介護を行うことが大切です。

肺炎

高齢者が死亡に至る大半は肺炎が原因だと言われているほど恐ろしい病気です。
肺炎を引き起こす原因は色々あるため、介護をする際には注意して観察することが大切です。
高熱やひどい咳、呼吸困難などの症状がみられる場合は速やかに医師へご相談ください。

風邪

介護を必要としている方にとって風邪は命取りになる可能性があるものです。
「単なる風邪だから大丈夫」だと楽観視してはいけません。
風邪だと思われる症状でも、場合によっては重大な疾患が潜んでいる可能性もあります。

結核症

かつては結核症に罹ると多くの方が命を落としていた恐ろしい病気でしたが、現在は抗生物質のおかげで重症化しない病気だと捉えられています。
しかし、介護を必要としている方はかなり免疫力が低下していることが予想されるため、結核症が原因で命を落とす場合も考えられます。
病院や介護施設などでは集団感染のリスクも高くなるため、しっかりと対応しなければいけません。

心筋梗塞

特に高齢者に多くみられる病気で、死亡に至るリスクが非常に高いです。
突然強烈な胸の痛みを感じ、適切な対処をしなければ血流が止まるため心筋が壊死するという恐ろしい病気です。
生活習慣病も大きな原因になると言われているため、正しい知識を持って対処することが求められます。

不整脈

心臓が脈を打つリズムが一定していない症状です。
年齢を重ねるとどんなに健康な方でも不整脈の症状がみられるようになると言われています。
不整脈を放置していると、血栓ができて脳梗塞を引き起こすなどの怖い合併症を引き起こすリスクが高くなると言われています。

糖尿病

生活習慣が原因で起こる病気のひとつで、日本人も多くの方が罹患しており、予備軍も多いと言われています。
様々な合併症の原因にもなるため、適切な治療をきちんと受けることが大切です。