介護疲れ

誰だって介護は疲れるものです

親の介護をすることになり、最初は気合十分で介助をしていたものの、日が経つにつれて疲れが増してくるものです。
どんなに親の存在を大事に思っていようとも、体力に自信があったので介護生活は問題ないと思っていても、疲れを感じて介護を投げ出してしまいたくなる事もあるでしょう。
このような状態になるのは決してあなただけではありません。
誰だって介護生活が続くほど疲れを感じて嫌気がさすものです。
実際に介護疲れが原因で悲しい結果になってしまう事例が後を絶ちません。
今後は高齢化社会が加速するため、このような事例が増えてもおかしくないと言われています。

あなたも類にもれず介護に疲れたら、どう対処したら良いと思いますか?
まず実践していただきたいのは、あなただけが介護を背負い込むことがないように、周囲の人に協力してもらってください。
あなたの家族はもちろんですが、親せきにも頼ってください。
365日、24時間体制でたった一人で介護をしているという方は、今すぐにでも誰かに協力してもらいましょう。
時々誰かに介護を代わってもらい、その間はあなたが好きな時間を過ごせるようにしてください。
定期的に息抜きをすることで、あなた自身がリフレッシュできて「これからも介護を続けよう!」というやる気を感じられるものです。

周囲の人に協力してもらうだけでなく、あなたと同じように介護をしている仲間と悩みを共有することも大切です。
同じ悩みを抱えているのはあなただけではありません。
介護をする立場にある人は、皆同じように介護疲れを感じているものです。
お互いに愚痴をこぼし合いながら悩みを共有することで、自分一人だけではないのだなと感じることができます。

このように介護に疲れたら実践したいことはたくさんあります。
ぜひあなたも限界に達するまで我慢するのではなく、様々な対応策を講じて介護に取り組んでください。

プロの手を借りよう

自分の親は自分で介助したいと考えるのは当然ですが、一人だけで介助する生活が続くと必ずどこかで疲れが限界に達してしまいます。
一週間のうち一日だけでも良いので、あなたの自由な時間を設けるためにも介護サービスを提供しているプロの手を借りてみてはいかがでしょうか。

ストレス解消方法

介護生活は想像以上にストレスが溜まるもので、特に何も対処しないまま介護に明け暮れていると介助者自身がストレスの影響で心身のバランスを崩す可能性が高くなります。
適度にストレス解消を行い、心身の状態が悪くなることがないように対策を講じることが大切です。
ストレス解消方法は人によって異なるものですが、時々介護サービスを利用したり、自分にはできないことは無理をしないで協力を仰ぐなど様々な対策法があります。