公開しない有料老人ホームを選ぼう

超高齢化社会になり、老後の住まいに対するニーズが高まっています。
その中でも注目されているのが有料老人ホームです。

有料老人ホームとは、高齢者が快適に暮らせるように工夫されている施設です。
毎日の食事や洗濯、掃除などの家事を行う、定期的に健康チェックを受けられる、同じホームの住人たちとコミュニケーションできる、要介護状態になったときに介護が受けられるなど、さまざまなサービスが提供されています。

しかし、ひとくちに有料老人ホームといっても、サービス内容はさまざまです。
老後、長く住む場所ですから、後悔のない施設を選びたいもの。
有料老人ホームの選び方のポイントをご紹介しますので、有料老人ホームを探すときの参考にしてください。

まずは情報収集

まず、どのような有料老人ホームがあるのか、情報を集めましょう。
有料老人ホームは都道府県など、所在地の自治体への届け出をしなければいけません。
ですから、都道府県などの窓口やホームページなどから、有料老人ホームの住所や電話番号などの情報を得ることができます。

また、ほとんどの有料老人ホームがホームページを開設していますからインターネットで、「東京都」など希望するエリアの地名と「有料老人ホーム」というキーワードで検索することもできます。

そして、集めた情報のなかから希望する条件に近い有料老人ホームをいくつかピックアップしましょう。

資料の取り寄せ

候補となる有料老人ホームをピックアップしたら、パンフレットや案内書などの資料を取り寄せましょう。複数の有料老人ホームの資料を取り寄せてチェックすることで、それぞれの特徴や違いがわかります。

有料老人ホームを見学して確認

取り寄せた資料をもとに良さそうなろう人ホームを絞り込んだら、次は実際に老人ホームへ足を運んで見学をしましょう。
施設の設備やサービスだけでなく、有料老人ホームまでの交通の便、周辺の環境なども忘れずにチェックしてください。

有料老人ホーム選びのチェックポイントは、たくさんあります。
主に、どの地域で暮らすのか、費用、入居に必要な条件、介護などのケア体制、運営会社、働いている職員の質、ほかの入居者の人柄や雰囲気、施設の設備や住居空間、食事の質や味、面会など家族や友人とのかかわりに重点をおいてチェックしましょう。

見学では第一印象や、実際の雰囲気など自分で感じた好き・嫌いの感情を大切にしましょう。
しかし、それだけでなく他の人の意見を聞くことも大切です。見学は一人ではなく家族や友人など複数で出かけることをおすすめします。
また、一回だけの見学で決めるのではなく、時間帯や曜日を変えて、数回見学をするのもポイントです。

体験入居ができる有料老人ホームも多いですから、そのような制度があれば、ぜひ利用しましょう。
自分のライフスタイルにぴったりの有料老人ホームを見つけるためにも、複数の施設で体験入居をすることをおすすめします。